ソフトバンクグループが7年超ぶりの下落をみせ、大幅安を先日記録しました。

現在も下げ続けているため、どこまで落ちるのかわからない状況となっています。

新型のコロナウイルスの感染拡大の影響を受け、ファンドの投資価値の下落を懸念する売りが広がった事が原因と考えられます。

アメリカの投資会社のエリオット・マネジメントによる30億ドル(約3200億円)取得が公になる前の水準に戻ることとなりました。

株価
(画像=Getty Images)

ソフトバンクグループは、13日に5,000億円上限に自社株買いを実施すると発表しました。

アメリカのアクティビスト(物言う株主)が2兆円規模の自社株買いを要求する中での実施となります。

ソフトバンクグループの株価も12日までに過去1ヶ月で3割程の下落を見せており、自社株買いの絶好の時期だとソフトバンクが判断した次第です。

ソフトバンクのコメントとしては「株価が株主価値と乖離するリスクを考慮した」と発表しています。

しかし、このような大きな自社株買いを行った中でも株は売られており、300円を超える下落で19年1月以来の安値水準にまで落ち込んでいます。

相場全体の動きからしても、先物主体で全体的に売られる地合となっているため、大きく上昇するためにはなかなか難しい相場となっています。

しかし、上で言った様に5,000億ドルを上限とした自社株買いの発表が、株価の下支え材料として働いていると考えられています。

現在ソフトバンクグループの株価は、2月12日付けた5,871円が高値高値として記録されています。

この高値はエリオット・マネジメントによる買いで上昇したものと見られています。

しかし今のソフトバンクグループの株価はそれを大きく下回り、2,600円台で推移しています。

このような大きな下落の中で自社株買いを行っているため、これ以上の下落はないと考えていいのかもしれません。

しかし、中長期的に見ればチャートは売り崩されているので、更なる上昇は厳しいものとなるでしょう。

日経平均の連れ高や、小さなぽポジティブニュース等で小さな上昇はあると思いますが、このような相場での逆張りは大変危険となりますので、気をつけて株を購入してください。

ソフトバンクグループの今後の株価になりますが、2020年の2月12日に行われた2020年3月期決算から見ていこうと思います。

4半期決算としては過去最大の赤字(約7000億円の営業損失)を計上した、2019年7〜9月期の連結決算発表(2019年11月6日発表)を受け、どのように業績が変化されたのかが焦点に当たることになりました。

決算内容ですが、第3期半期決算の連結営業利益は黒字回復していると述べられています。

しかし発表を見てみますと、ソフトバンクの最重要指標である「株主価値」が前期比で約5兆円の増加と見られています。

株主価値とは、保有株主価値から純有利子負債を引いた物になります。

「1枚の絵も、見る方向によっては違ったものに見える」とソフトバンクは訴えていました。

営業利益を取るのが正解なのか、株主価値という側面を取るのがいいのかと考えさせられます。

ソフトバンク側の言い訳の様にも感じられますが、ソフトバンクグループは「株主価値」を最重要指標としています。

私達が考えるよりも、重要な価値をソフトバンクは見ているのかもしれません。

実際に株を購入するのかどうかは、私達自身になります。

それならば、私達はソフトバンクの何を信じて投資をすればよいのか、今回のように営業利益を考えるのか、株主価値を信じて株を買えばいいのか?

これだけは私にもわかりません。

ソフトバンクを買う人々は恐らくですが長期のホルダーが多いと考えています。

長期で見るのであれば当然営業利益を優先する事も大事です。

自分が何を見て何を考え、投資をしてるのかを考えるいい機会になる可能性があります。

もう一度決算やチャートを見て自分の投資に対して、改めて考えるといいのかも知れません。

今回のソフトバンクグループの決算内容と、今後の動向になりますが、基本的に株を持つとしてならば、慎重に買い入れていく事を考えています。

大きく下落をしている株価であり、日経平均を支える大企業となります。

中小企業であるならば今回のような大きな下落、日本の消費指数が下がっている現状では大きな打撃を受けている可能性がありますが、ソフトバンクはそうではありません。

しっかりとした対策を行っていると思われます。

このような大企業が倒産の危機と言うのはそうそうありません。

ならば底値をそろそろ探してもいい地合となります。

もし会社が倒産する等の危機が迫るのであれば、そもそも日本自体が大変な状態になります。

いまだかつて無い相場ですが、下落は長くは続きません。

適切なポジションを適切なタイミングで保有する事が出来るのであれば、それは大事な資産となります。

そろそろ底値を探し初めてもいいタイミングであると考えています。(提供: The Motley Fool Japan


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