fx移動平均線モトリーフール米国本社、2020年3月5日投稿記事より

ニュースは連日、新型コロナウイルスの感染拡大の話題で持ちきりで、頭を抱えている投資家も多いかもしれません。

史上最高値の更新を続けていたダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数、S&P500種指数は既に調整領域に入ったとされ、各指数は軒並み高値から10%を超える下げを記録しています(執筆時点)。

fx移動平均線「他人が貪欲な時には慎重に、他人が慎重な時には貪欲に」とは、著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏の言葉ですが、この言葉を念頭に、危機的な状況においても優良な投資対象を一つあげるとすれば、テクノロジーセクターをリードするアップル(NASDAQ:AAPL)でしょう。

fx移動平均線その根拠となる6つの理由をここで説明します。

iPhone,AirPods
(画像=アップル)

「iPhone不振」の報道は行き過ぎ

スマートフォン全体の売上が減速しており、iPhoneの将来の成長見込みも影響を受けるであろうことは否めません。

fx移動平均線しかし調査会社カナリスの報告によれば、世界のスマートフォンの出荷台数は2018年の4%超の減少から2019年には1%増に転じており、また、アップルの2019年第4四半期の市場シェアは21.3%と、前年同期の19.7%から拡大しています。

同社の2020年第1四半期(2019年10~12月期)の売上高は四半期として史上最高になりました。

iPhone 11と11プロの高い人気から、iPhoneの売上は前年同期比7.6%増加の560億ドルで、心配は過剰なものであったことが証明されました。

ウェアラブル製品に期待

アップルの強みはiPhoneだけではありません。

ウェアラブル/ホーム/アクセサリー事業の第1四半期の売上は、前年同期比37%増の100億ドル強で、今や同社の総売上の11%近くを占める重要な成長ドライバーです。

ウェアラブル単体では、同44%増と四半期ベースで過去最高の増加率を示しました。

fx移動平均線その中でも際立った存在感を示すのは、アップルウォッチです。昨年だけで推定3100万台を売り上げたとされ、これはスイス製時計メーカーの合計出荷台数を上回る数字です。

人気のワイヤレスイヤホンのAirPodsシリーズには、アクティブノイズキャンセリング搭載の最新機種 AirPodsプロも加わり、年末商戦の欲しいものリストの上位にランクインしました。

サービス

アップルのティム・クックCEOは以前、サービス事業の売上高を2020年中に2016年の水準の2倍とすると宣言しましたが、この目標は予定よりも早く達成しそうです。

fx移動平均線最高財務責任者(CFO)であるルカ・マエストリ氏は第1四半期のコンファレンス・コールにおいて、ランレート・ベースでは既に目標を達成済みだと述べました。

fx移動平均線第1四半期のサービス事業の売上高は前年同期比で17%増加し、史上最高の127億ドルを記録しています(アップルの総売上の約14%)。

個別のサービスで見てもクラウドサービス、音楽、決済サービス、App Store、Apple Careで過去最高の売上となりました。

しかしこれだけでは終わらないでしょう。

アップルは昨年末、アップルカード、アップルニュースプラス、アップルアーケード、アップルTVプラスなど、注目度の高い一連の新サービスを開始しました。

fx移動平均線同社のインストールベースのアクティブ端末数は15億台を超えており、この大量のユーザーを囲い込むことで、新サービスも今後成長が見込めます。

株主への高い配慮

fx移動平均線アップルは2012年に17年間中断していた配当を再開しました。

fx移動平均線以降、毎年増配を続け、その額はわずか7年で倍増しました。

fx移動平均線現在の配当利回りは1.13%で、一見すると魅力に欠けるのは、同社の株価が昨年86%上昇していることが一因です。

fx移動平均線同社は自社株買いにも積極的で、2012年以降、累計で発行済株式全体の30%近くの株を買い戻し、消却しています。

同社はこれまで、4月の四半期業績発表の際に投資家に資本の株主還元方針の状況を報告してきました。

fx移動平均線今年も来月に増配が発表される可能性が高そうです。

バリュエーションは控えめ

fx移動平均線こうした将来の成長見通しに対し、アップル株の現在のバリュエーションは控えめです。

2019年に大幅上昇をしていることもあり、昨年のこの時期のような強い「買い」ではありませんが、バリュエーションは依然低めの水準にあります。

現在の株価収益率(PER)はS&P500種指数と同水準の23倍です。

言い換えれば、投資家は市場の平均を超える上昇が今後見込める位置にある、世界でも有数のテクノロジー株を比較的割安に買える状況にあります。

バフェットは大量のアップル株を保有

バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A)(NYSE:BRK.B)は、2016年以降、アップル株に投資しています。

fx移動平均線当初はバフェット氏が厚い信頼を寄せる、同社運用責任者のテッド・ウェシュラー氏あるいはトッド・コムズ氏の判断だったようです。

その後、バフェット氏自身もアップル株に興味を示し、360億ドル相当のアップル株を購入しました。

fx移動平均線現在までに保有株数は削減されているものの、バークシャーは依然、アップル株を2億4520万株保有しており、時価で710億ドルを超えます。

fx移動平均線これはバークシャーの時価総額の14%に相当します。

バフェット氏は大量保有の理由を、アップルの経営陣、顧客の忠誠心、アップル製品のエコシステムに対する評価だとし、「100%保有したいぐらいだ」と同社を称賛しています。

ニュースには耳を貸すな

fx移動平均線アップルの重要な生産拠点であり2番目に大きい市場である中国は、他のどの国よりも新型コロナウイルスの影響を受けています。

感染拡大を受けアップルの株価は当初下落し、その後幾分戻しました。

事態が収束に向かうまでは、短期的には同社の事業や株価は不安定な状況になるでしょう。

とはいえ、同社に有利な環境にある現状を踏まえると、新型コロナウイルスに関するニュースには耳を貸さず、投資対象としてアップル株に注目すべきです。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Danny Venaは、アップル株を保有しています。トリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)のオプションを保有しています(2021年1月の200ドルのロング・コール、2021年1月の200ドルのショート・プット、2021年3月の225ドルのショート・コール)。